業務内容
林業は、季節に応じて行う作業があります。
実際の作業時期は、地域や作業状況等により異なります。
地ごしらえ 4月
伐採後の林地に残された幹や枝、刈り払われた低木や草木などを取り除き、苗木の植え付けがしやすいように整地する作業です。
植え付け 5月
地拵えで整地した場所に、苗木を一定の間隔で植える作業です。
下刈り 6月~8月
苗木よりも雑草木の方が早く成長するため、苗木が雑草木に覆われ生育が妨げられます
そのため雑草木などを刈払いし、苗木に十分な日光が当たるようにします。
これにより植栽木の成長を助け、形質劣化を防ぎます。
つる切り・除伐 6月~9月
ふじ、ツタなどのつるが幹に巻きついたり、木に覆いかぶさったりするため、つるを切り除く作業を「つる切り」といいます。
「除伐」は育成したい植栽木の生長を妨げる他の樹木を伐る作業です。
また、雪や暴風により曲ってしまった木や途中から折れしまった木、形質の悪い木も伐ります。
枝打ち 9月・10月
無節の良質材の生産を主目的とし、枯れ枝やある高さまでの生き枝を、その付け根付近から除去する作業です
枝打ちは、年輪幅・年輪の走行角度など年輪構成の優れた材の生産にも効果があります。
間伐
除伐後、樹木が成長し密集するとお互いの生育を妨げてしまい、さらに日光が遮られるため下草が茂らず土壌が流出してしまうため、込み具合に応じ一部の木を伐採して林内環境を良くする作業です。
主伐
育ってきた樹木を作業場所すべて伐採する作業です。